農村生活体験ガイド

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民泊を実施させる皆様へのお願い

1、民泊(農村生活体験)を実施する目的は・・・

①人と人とのふれあいを大切にします
・お互いに思いやる心、信じあう心を伝えます
②農村で暮らす人々の暮らしを知っていただます
・農村の様子・暮らし・地域の歴史、農林漁業の現状を伝えます

ポイント
上記の目的をもって民泊を希望されない場合は、民泊をお受けできません
単なる経費削減・指導の気楽さなどから、「民泊」を希望されることのないようお願いします

2、農業の現状は・・・

ほとんどの家が専業農家でそれも稲作(米作り)農家だったという時代は、もう昔のことです。現在の農家状況として専業農家は数えるほどしかありません。兼業農家がほとんどで、すでに稲作をやめてしまわれた家もあります
とは言うものの、それぞれの家には農村らしい暮らしがあります。「農家に泊まること」が目的でなく「人と交流する、農村の生活を体験する」ために、受入れを行っています

3、民泊の受入れには条件があります・・・

①民泊を希望する団体は、民泊する意義を理解していること
②民泊(宿泊をかねる場合)は、学生団体等に限り受入れが可能となっています
③田舎体験エリア内で2泊以上滞在していただいたうちの1泊は民泊(ホームスティ)を受入れることができます。ただし、閑散期で、人数など受入の状況で民泊だけ、あるいは2連泊の受入も行います。

ポイント
*新潟県では、教育活動に伴う農村ホームスティ受入に係る衛生管理等取扱要綱が設置されています
目的・・・
地方公共団体等が、農山漁村に所在する家庭に、学校の教育活動に伴う農村ホームスティを受け入れ、農山漁村生活体験を提供することについて、届出、施設の衛生管理及び食品の取扱方法等を定め、施設及び食品の安全確保を図ることを目的としています
受入れでの衛生管理…
受入れのためには保健所の衛生講習会に参加し、衛生管理に充分注意しています

4、受入れ人数

1軒で受入れる人数は、各家で多少違いますが3〜5名が基本です

5、受入れ時間

①民泊 *夕方から朝まで
②農村生活体験 *日中、半日または1日
③民泊+農村生活体験 ①と②をあわせての受入れです

6、民泊実施までの流れと注意点  *○学校様提出分、●田舎体験事務局提出分

半年前   *この時期以前に民泊することを決定してください
○民泊する子どもたちの人数をお知らせください。(クラス別・男女別)
*民泊が不安な子どもたち(病気やケガ等)や注意や補助が必要な子どもさんがおられる場合はこの時点でお知らせください。
日中のみの体験で、宿泊は先生の本部で宿泊していただくなど、考慮いたします
●民泊していただく地区を決定します
人数によりいくつかの地域に分かれる場合があります

30日前 ●民泊を受けていただく民家の名簿を提出します
*個人情報ですので取扱いに注意してください
○民家の名簿に子どもたちを班分けしていただきます

20日前 ○班分けした名簿を提出いただきます
○あわせて、子どもたちのアレルギーや注意するべき事項を一覧表にしてご提出ください。民泊先だけでなく宿舎や昼食場所にも情報をお伝えいたします
*命に関わる重大事項がありましたら必ず、電話等での確認をお願いします
○あわせて、民家へのお手紙がありましたら、民家ごとに民家の代表者の名前を記入して、学校等の封筒にまとめていただき、事務局へお送りいただくか、直接民家宛にお送りください

民家の変更●民家が冠婚葬祭や病気等で受入れができない場合は民泊先を変更する場合があります。変更がありましたら直ちに連絡し、お手紙等は新しい受入れ民家に渡します

民泊説明会●受入れ地域では、地区別に受入れする民家に対して、衛生講習会・事前説明会・各種研修会などを開催し、安全確保に努めています

欠席の連絡○欠席者が発生した場合は、直ちに連絡をお願いします

受入当日 ○当日の子どもたちの健康状態の把握をお願いします
体調不良の場合は、民泊せずに先生の宿に宿泊するなど、対応ください
当日、キャンセルの場合は、民家ではすでに準備をしていただいているのでキャンセル料金がかかります。宿利用の場合の宿代も発生します

事前・事後学習(案)
○民泊実施にあたり、事前・事後学習をお願いします
民泊の心得・・・道徳
民泊への手紙・お礼・感想文・・・国語
民泊地域や農業のことを調べる・・・社会
民泊時の質問(アンケート)を考える・・・コミュニケーション
体験旅行の感想文・俳句作り・・・国語
寄せ書き・ひとことメッセージ・・・国語
安全対策
○アレルギーや注意事項の提示*別紙をご確認ください。
*個人情報ではありますが命に関わることもあるので正確な情報をお知らせください
●緊急連絡体制
広いエリアで受入れ地区があり、それぞれに連絡体制ができています
関係する地区の連絡先一覧をお渡しします
○保険証のコピーなどは学校様で対応できるようにお願いします

7、民泊するのに必要なもの

農村生活体験(民泊)に持参いただきたいもの
・バスタオル ・タオル  ・シャンプー、リンス
・洗面道具  ・就寝時の服(パジャマ等) ・常備薬
*民泊先で農業体験など予定のある場合は…
・運動靴の替え ・雨具(カッパ) ・着替え
・虫除けスプレーなど   確認して忘れ物のないように

民泊先でご用意できるもの
お風呂…セッケン
お部屋…ゴミ箱、テッシュ1箱、ハンガー1人2個

8、民泊当日の流れと注意点

出会いのあいさつをします
①第一声は、「こんにちは」「お世話になります」
「よろしくお願いします」など笑顔で、はっきりと話しましょう
②自己紹介をします
名前(呼び方)、楽しみにしていること不安なこと、などを話してください
民家の方からも名前(呼び方)・年齢・普段の仕事などを話してもらいます
基本的マナーはだいじょうぶですか?
*知らないお宅におじゃまするわけです。迷惑のかからないようにしましょう

玄関にて
・「お世話になります」「おじゃまします」の声をかけます
・はきものは、そろえます

家に入ってから
・利用する所の確認と利用するにあたっての利用方法、注意する点、その家の「きまり」があったら聞きましょう
・トイレ ・部屋(泊まる場所) ・台所  ・お風呂    など

スケジュールを家の方と確認しましょう
・作業や体験をする場合の日程・作業方法など
・食事の準備・食事時間・片付け
・入浴
・就寝準備、就寝、起床時間
*夜10時を過ぎたら静かに自分たちの部屋で過ごして、早めに就寝しましょう
・出発(お別れ)     など

からだの具合の悪いところはありませんか?
・悪い場合はえんりょしないで家の人に言いましょう
・かぜぎみ、ケガをしている、など心配のある方は、家の人にお話しておきましょう

民泊先での作業について
農村生活体験は民泊する家での作業となります。場合によっては数軒でいっしょに体験する場合もあります。作業をしながら、暮らしのことをいろいろ聞きましょう。
それぞれの家で、その時に「ある仕事・できる仕事」を作業しながらここの暮らしを教えてもらいます。その家によって、季節・天候によって体験内容は変わります。例えば・・・
・田植え・稲刈りなど関連する作業、あぜ草とりになるかもしれません
・畑作業(種まき・苗うえ・収穫・草とりなど)
・家畜や動物の世話、作業場の片付け・機械の整備
・庭・花壇の手入れ   ・山菜採り・山菜加工(ぜんまいもみなど)
・樹木の枝落としなど森林作業  ・食づくり(食事の1品やおやつなど)
・中には得意なものを教える方(わら細工・お手玉作り・おもちゃ作りなど)もいらっしゃるかもしれません
食事はいつもいっしょに作ります
・食物アレルギーのある方は事前に申し出て、食べ物に注意を払いましょう
・できるだけ、野菜・山菜など畑や山から採ってくるところからいっしょにしましょう
・積極的に作業に関わりましょう。わからないところはなんでも聞きましょう

*特に気をつけていただきたいこと
①手洗いをしっかりしましょう
②包丁や火気にじゅうぶん気をつけましょう
③食器の配膳・片付けも手伝いましょう
④地元の田舎料理・郷土料理もならびます
食べたことのないものにも挑戦してみる気持ちで。どうしても食べられないものがある場合はえんりょなく、言いましょう
⑤食事中は田舎のくらしこと・米作りのこと、食のこと何でも聞いてみましょう。楽しい会話の時間になるように
各家での過ごし方はそれぞれです。そこが「民泊」のすばらしいところです

お願いしたいこと、注意していただきたいこと
①民泊先では皆さんをお迎えするために様々な用意をしています。でも、それはそれぞれの家で違うのはあたりまえです。「友達の泊まった家にあったけれど(できたけれど)、私たちが泊まった家にはなかった(できなかった)」といった話をしたり、それぞれの家の比較はしないようにお願いします
②団らんでは多くのことを質問し、お話ください。「話し好きな方」も「話が苦手」な方もいらっしゃいます。でも、気持ちは温かい方ばかりです
生徒だけでかたまって作業や話をしないでください。家の方と語り合いましょう
③写真を一緒にとったり、色紙にサインをしあったり
④住所・電話・メールなどの交換もできるようになるといいですね
⑤お土産はありません。でも、自分で採ってきたもの(野菜・山菜など)作ったもの(工芸的なもの)はよいかと思います。食べ物は衛生面で心配なので持ち帰らないでください
⑥緊急時以外は、電話の使用は禁止します
⑦何かありましたら、遠慮なく民泊先の家の方に伝えましょう
⑧具合が悪い、けが、物の破損等はその時点で話してください

お別れです
①最後のお別れの時間を取り、まとめの会をしてください
・民泊した感想を話しましょう
良かったこと、珍しかったこと、驚いたことなど
・受入側の感想を聞きましょう
②握手でお別れです
目を見て、別れの言葉・お礼の言葉を伝えてください