暑い夏が終わると食欲の秋!!
秋の味覚が美味しい季節ですが、皆さんは何を思い浮かべますか?
柿・栗・さつまいも・松茸もいいですが、なんといっても秋の味覚の代名詞といえば「さんま」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
焼くと食欲をそそる香りが一面に広がり、食べると良質の脂が口にじゅわぁっと広がり、香ばしくとても美味しいですよね。
しかし2020年頃から価格が高騰しているさんまは、なかなか昔のように気軽に味わえなくなりました。
2023年のさんまの値段は例年に比べてさらに高いです。
でもなんとか少しでも安く手に入れ、味わいたいですよね!
そこでこの記事では、2023年のさんまがなぜ高いのか、安く買うためにはどうすればいいかを調査していきます。
さんまの値段2023が高い!初競りは23万円!
2023年のさんまは値段が高いです。
札幌市中央卸売市場で2023年8月21日初競りが行われ、さんま1キロあたり最高値23万円で競り落とされました。
なんと2022年の5万4000円の約4倍の高値がつきました。
一匹あたりに換算すると2万8000円!!
さんまは19日に根室市で初水揚げされたもので、札幌市の水産会社が競り落とし、仕入れ値より安い税込1匹5378円で店頭販売されました。
仕入れ値より安くなったといえども、1匹5378円です!!
頻繁に家庭の食卓に並んでいた庶民の魚でしたが、もはや高級魚ですよね…。
2023年のさんまの値段が高い理由
価格高騰の背景には漁獲量の減少があります。
約20年前は20万~30万トン超ありましたが、2010年以降に減少傾向となり、2022年はわずか約1万8000トンに減少しています。
水産庁は7月28日、2023年8月~12月のさんま長期漁海況予報を発表しましたが、日本近海へ来遊するさんまは過去最低の前年同様、低水準としました。
漁獲量が大幅に減少したため、2023年もさんまの値段はどうしても高くなってしまうわけですね^^;
さんまの値段一匹あたりの推移
さんまの値段1匹あたりの推移は年々高くなっています。
過去のデータからさんまの値段の推移を確認していきましょう。
さんま100グラムあたり
2015年8月→107円
2018年8月→135円
2021年8月→150円
2022年8月→158円
ちなみに、2015年1月~2023年7月までの間で、さんまが1番高い月は2022年9月で188円。
それに対して1番さんまが安い月は2015年5月で72円です。
その差はなんと116円にもなります。
やはりさんまの値段1匹あたりの推移は年々高くなっていますね。
さんまの旬はいつ?2023年は?
さんまの旬は毎年9月~10月のおよそ1ヶ月間です。
2023年のさんまの旬も例年通り、9月~10月のおよそ1ヶ月間です。
この時期のさんまが1番脂ものっていて美味しいです。
8月後半ごろから根室市の花咲港などで水揚げが開始し、徐々に三陸沖まで南下します。
親潮と黒潮がぶつかるエサが豊富な三陸沖の海の影響で、さんまに脂肪がつきます。
そのため三陸沖で獲れるさんまが最も美味しいそうですよ^_^
11月以降になると旬が終わりに近づき、脂のりが少なくなり大きさも小さくなるので、11月以降に獲れたさんまは加工品に適し、干物や甘露煮などに利用されています。
そのためさんまの旬は毎年9月~10月のおよそ1ヶ月間ということになりますね。
さんまがスーパーに並ぶのはいつ?
さんまがスーパーに並ぶのは、8月末ごろ~10月末ごろです。
なぜなら、さんまは8月末ごろから北海道で最初に水揚げが開始され、徐々に三陸沖まで南下し10月末頃まで水揚げされるからです。
冷凍品や加工品のさんまであれば年中手に入りますが、生さんまがスーパーに並ぶのは、8月末ごろ~10月末頃です。
さんまが安くなるのはいつ?
さんまは9月下旬~10月下旬に安くなります。
さんまの水揚げ量が9月下旬以降大幅に増え、市場に出回り値段が下がるからです。
値段が高くてなかなか手が出せないが、さんまを今年も食べたい!という方は、値段が下がってくる9月下旬~10月下旬に購入してみてはいかがでしょうか?
さんまを安く買う方法
2023年のさんまは例年に比べ高いですが、出来るだけ安く買いたいですよね。
そこで、さんまを安く買う方法を3つご紹介します。
- チラシをチェック
- 通販で買う
- ふるさと納税を活用する
チラシをチェック
スーパーや鮮魚店のチラシをこまめにチェックしましょう。
最近ではアプリやインターネット上で、チラシを掲載しているお店も多いので簡単に確認することが可能です。
特売などで売り出されていると、半額程度で購入出来ます。
通販で買う
さんまを通販で買うこともおすすめです。
値段も大きさや業者によって様々なので、沢山の中から選べるのも魅力ですし、まとめ買いでスーパーよりも安く買うこともできます。
楽天市場では、楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどでポイントも貯めやすいですし、貯めたポイントを使ってさらにお得に買うこともできますよ^_^
久しぶりに秋刀魚を😋🐟
— Titan(タイたん) (@LzkXCZyvqIHko3a) October 8, 2020
以前豊洲市場のネット通販で買った冷凍品ですが、
脂じゅわっと美味でした☺️#料理好きな人と繋がりたい#お腹ペコリン部#秋刀魚#三陸産#豊洲市場 pic.twitter.com/VInmnjgn89

ふるさと納税を活用する
ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体を選んで寄付ができる制度。
手続きをすれば実質2000円で、応援したい故郷や自治体の名産品などを貰うことができるので、とってもお得にさんまをゲットできます。
生さんま・さんまの干物・さんま寿司などバリエーションも豊富なので、好みにあったものが選べますよ^_^
ふるさと納税でもらったさんまの刺身おいし〜😋
— うなぎ。 (@bocfbndyruz9210) September 15, 2022
次は丼で食べたい#兼由ふるさと納税 pic.twitter.com/VidvsBHbsL

さんまの代用品は?
さんまの代用品としておすすめなのが、いわしです。
さんまといわしは共に青魚で、日本では昔からなじみ深い魚ですよね。
いわしの旬は5月~10月と言われており、さんま同様秋にも脂がのっていて美味しいです。
さらにいわしは2015年ごろから豊漁で、さんまより安く手に入れることが出来ます。
塩焼きにしても美味しいですし、蒲焼きや甘露煮、パン粉焼きやトマト煮など幅広い料理に使えるので、「さんまが高いな…」という方はいわしを召し上がってみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、「さんまの値段2023が高い!初競り23万円で旬や安いのはいつなのか?」について解説しました。
2023年のさんまの旬は、9月~10月の約1ヶ月間です。
2023年のさんまは、漁獲量が大幅に減少したため高くなってしまったんですね。
お得に買うにはさんまが安くなる、9月下旬~10月下旬に購入するのがおすすめです!
皆さんもぜひ、秋の味覚さんまをお得に味わってみてください!!